ペットと引っ越し

2026年9月29日確認
犬の届出と、マイクロチップの登録の変更は、どちらも引っ越してから30日以内です。詳しく

賃貸では、ペットを飼えるかを契約書で確かめます。

  • 犬の届出は30日以内
  • マイクロチップも30日以内
  • ペット可か契約書で確認

やることの順番と期限

犬の届出とマイクロチップの変更は、どちらも30日以内です。物件を決める前に、ペットを飼えるかを確かめます。

1. 物件を決める前に:ペットを飼えるか、飼える種類・数・大きさの条件を契約書で確かめる。

2. 引っ越し後30日以内:マイクロチップを登録している犬・猫は、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」で住所を変える。

3. 引っ越し後30日以内:犬は、新しい住所の市区町村が特例制度に参加していなければ、市区町村の窓口に届け出る。

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4. その年度の狂犬病予防注射がまだなら受け、注射済票をもらう。

5. 新しい住所の近くで、ペットと一緒に避難できる避難場所を確かめる。

どちらも法律で期限が決まっています。

  • 犬の登録事項(所在地)の変更の届出

    対象
    市区町村に登録している犬
    期限
    変更してから30日以内
    根拠
    狂犬病予防法第4条
  • マイクロチップの登録事項の変更の届出

    対象
    環境省のデータベースに登録している犬・猫
    期限
    変更を生じた日から30日を経過する日まで
    根拠
    動物愛護管理法第39条の5

犬の登録の変更(狂犬病予防法)

市区町村に登録している犬の所有者は、犬の所在地などを変えたときは30日以内に、新しい所在地の市区町村長に届け出なければなりません(狂犬病予防法第4条)。

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窓口(保健所・保健センターなど)や持ち物は市区町村で違います。旧住所で受け取った犬の鑑札を持って行くと、新しい鑑札に替えてもらえる市区町村があります。鑑札をなくして再交付を受けると手数料がかかります。

同じ市区町村の中の引っ越しでも、所在地の変更の届出が要ります。

狂犬病予防注射の注射済票は、特例制度に参加している市区町村でも、市区町村の窓口などで受け取ります(厚生労働省)。

マイクロチップの登録の変更と特例制度

マイクロチップを登録している犬・猫は、30日以内に環境省の登録を変えます。特例制度に参加している市区町村なら、犬の届出もこれで済みます。

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2022年6月1日から、犬と猫のマイクロチップ情報登録の制度が始まりました(環境省)。

ブリーダーやペットショップから買った犬・猫には、マイクロチップが付いていて、飼い主は自分の情報への変更登録をする義務があります。家で飼っている犬・猫にマイクロチップを付けるのは努力義務ですが、付けたら登録は義務です(環境省)。

登録した後に住所や電話番号が変わったら、登録内容の変更を届け出なければなりません。期限は、変更を生じた日から30日を経過する日までです(動物愛護管理法第39条の5)。届けないと法律違反になります(環境省)。

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届出はオンラインか紙でできます。手数料はかかりません。登録証明書が要るので、なくさないようにします(環境省)。

2022年6月1日より前に民間の団体のマイクロチップ登録だけをしている場合、販売業者以外の飼い主には、環境省のデータベースへの登録の義務はありません(環境省)。その団体の登録の住所も変えておきます。

新しい住所の市区町村が「狂犬病予防法の特例制度」に参加していれば、マイクロチップの登録の変更をすると、その情報が市区町村に通知され、犬の登録の変更の届出をしたものとみなされます。マイクロチップが鑑札の代わりになります(厚生労働省)。

参加していない市区町村なら、これまでどおり市区町村の窓口で届け出ます(厚生労働省)。

参加している市区町村は、環境省のサイトの一覧で確かめられます。

猫・そのほかの動物

猫には、市区町村への登録の制度はありません。環境省のデータベースにマイクロチップを登録している猫は、犬と同じく30日までに登録内容を変えます。

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そのほかの動物で、飼うのに許可などが要るものは、引っ越し先の都道府県や市区町村で手続きが要ることがあります。飼っている動物の決まりを確かめます。

ペット可の物件かを契約書で確かめる

ペットを飼えるかと条件は、契約の前に契約書と重要事項説明書で確かめます。

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国の賃貸住宅標準契約書では、観賞用の小鳥や魚などで明らかに近隣に迷惑をかけるおそれのない動物以外の、犬・猫などを飼うには、貸主の書面での承諾が要る形になっています。猛獣や毒蛇など明らかに近隣に迷惑をかける動物を飼うことは禁止です(国土交通省)。

実際の契約書では、ペット可かどうか、飼える種類・数・大きさ、敷金の上乗せや退去時の扱いなどが物件ごとに違います。契約の前に契約書と重要事項説明書で確かめます。

ペットによる柱のキズや臭いは、退去時に借主の負担になるものとして、国土交通省のガイドラインに挙げられています。入居時の写真を残しておきます。

新居での災害への備え

災害で避難するときは、ペットと一緒に避難する「同行避難」が基本です。新しい住所の近くで指定されている避難場所が、ペットと一緒に避難できるかを前もって確かめ、できる場合の注意事項は市区町村に確かめます(環境省)。

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ペットの水・食料・常備薬を用意し、キャリーバッグやケージに入ることに慣れさせておきます(環境省)。

マイクロチップの登録の住所・電話番号が新しくなっていると、災害や迷子で離ればなれになったときに連絡を受けやすくなります(環境省)。

関係する手続き

よくある質問

犬を連れて引っ越したら何をしますか?

30日以内に新しい住所の市区町村へ届け出ます。マイクロチップを登録している犬は、環境省の登録の住所も30日以内に変えます。市区町村が特例制度に参加していれば、マイクロチップの変更だけで済みます。

マイクロチップの住所変更にお金はかかりますか?

かかりません。オンラインか紙で届けられます。登録証明書が要ります。

猫を連れて引っ越したら手続きは要りますか?

市区町村への登録はありません。環境省のデータベースにマイクロチップを登録している猫は、30日以内に登録内容を変えます。

賃貸でペットを飼えるかはどう確かめますか?

契約書と重要事項説明書で確かめます。国の標準契約書では、犬・猫などを飼うには貸主の書面での承諾が要る形になっています。

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